ジェイ・チョウ、そしてチョ・ソンモ
お久しぶりです。
なんだかばたばた仕事していると、あっという間に時が過ぎて
しまいます。
いけないいけない。
2月5日・6日のジェイ・チョウ、そして11日のチョ・ソンモの
コンサート行きましたか。
私は、東京分はしっかりと見てきました。
ジェイ・チョウ、ご存知、台湾がうんだ、中華圏のスーパース
ターですね。
今発売のPOP ASIA誌でも独占インタヴュー&表紙を飾
っています。
こちらもどうぞよろしくお願いします。
もともと台湾というのは、あんまりライヴ文化が発達してなか
ったんですね。
私が台湾に通い始めた90年ごろは、台湾の人は、地元のアーテ
ィストにお金を払ってコンサートを見る習慣はないんだよね、
と地元の業界の人にため息をつかれました。
ま、ライヴ会場も、アウトドアの運動場とかしかなくて、環境
も決してよいわけじゃない。
それでも、がんばってテレビ局などが、いろんなアーティスト
が出るオムニバスのコンサートを開いたりはぼちぼちしていま
した。
もちろん、その頃花形だった、香港のスターたちは、台湾でも
何度かライヴを開いて、夏に汗だくになったり、冬(結構寒い
ですよね)にオーバー着込んでライヴ見にいったりしておりま
した。
そんな中で、台湾ではじめて大掛かりな、いわゆるショウアッ
プされた台湾の単独のアーティストによるコンサートを始めて
行なったと謳って、ジェイ・チョウは、2002年に大掛かりなコ
ンサートをしました。
行きましたよー。構成という点では、あの時点では、香港スタ
ーのほうが上手だなと思いましたが、ジェイのすごい人気を実
感できました。
さて、そんなジェイの今回の東京でのコンサートですが、
東京国際フォーラムといういわゆるコンサートホールです、ス
タジアム級が多いジェイにとってはちょっと勝手が違うという
ことがあったかと思います。
以前、人気シンガーが日本でコンサートをしたときに妙にあが
っていたので、終わってから「どうしてあがったの?」と聞い
たら、小さいホールだとお客さんの顔が見えてかえってあがっ
てしまった、と言ってました。
そんなことを思い出したんですが、正直、1日目のジェイは、
ちょっと堅くて、声も出きってなかった部分もあるかと思いま
す。
もちろん徐々にパワーが全開してきて、後半だとはとても素晴
らしかったと思います。
で、2日目は、びっくりするくらいに、構成を替えてきました。
そして、それが大成功。
ジェイの声も素晴らしく出ていて、
アジアのスーパースター、ジェイ・チョウを本当に満喫しまし
た。
このコンサートの中で、ジェイがジェット・リーの新しい映画
「SPIRIT」(日本のタイトルはこうだそうです。なんか
こういう英語のタイトル多いですね。
原題の霍元甲だとだめなのかな)の主題歌を歌っているので、
ジェット・リーがヴィデオでコメントをくれたんですが、
このジェット・リーが異常にハイパー、早口で、声自体も早送
りみたいになってて、すごく面白かった。テンポいい!
ジェット・リーのコメディ、のようになりました。
後でこのコンサートについていろんな人と話をしたのですが、
もともとファンじゃない人が、友達に誘われてとか、映画「頭
文字D」を見たから来たといった人ほど、どんどんジェイにオ
チテいったという声を聞きました。
それは、「アジアのスーパースターと聞いてきたのに、実際の
ジェイは、シャイでとっても可愛らしく、それでいて、音楽に
深みがあって、その音楽もはまってしまう魅力があって、大好
きになりました」
というものが多かったです。
そして、一週間後のチョ・ソンモ。
韓国では98年にデビューし、10枚近くのアルバムをリリースし
ている、大物シンガーです。
もうご存知かと思いますが、韓国のシンガーのミュージック・
ビデオには有名な俳優が出演して、
短編映画といえる作品がありますが、その先駆者がこのチョ・
ソンモなんですね。
ドラマ「パリの恋人」の主題歌も歌っています。
そんなバラードのプリンスといわれるチョ・ソンモが、兵役に
就く前に日本でライヴをということで、今回行なわれました。
スタンドマイクでポーズをとってせり上がってきたオープニン
グ。
白いシャツに黒いジャケット、細いタイが、素晴らしくお洒落。
本人もすごく体を締めてきて、去年韓国で、テレビに出たのを
見て、「あら、ふくよかになってしまって」と思ったのとは大
違い。さすが、プロです。
が、コンサート、前半は声があんまり出ていなくて心配しまし
た。後半、ちょうどパリの恋人の主題歌のあたりからぐんぐん
声が出てきて、会場圧倒。
確か、「LOVE SONG」という曲では、なんとオフマイ
クで歌ったんですね。5000人の会場がしーんとなりました。
終わってからの記者会見も最高にハッピーな感じで、
「韓流スターと違って日本で知られてない僕をこんなにたくさ
んの人が見てくれて」と、性格の良さが出ていました。
1週間の差だと、どっちが良かった、と比べてしまうものです
が、全然タイプの違うコンサートで、なおかつ、最終的にはア
ーティストの力にねじ伏せられたものになったということで、
後は、好き嫌いかな、という感じがします。
さて来月、東京でまた台湾と韓国のシンガーが東京でコンサー
トをすると聞いています。
数年前までは、1年に1回大きなコンサートが見られればありが
たいという感じだったのに、
この贅沢な状況。嬉しいです。味わいたいです。
このコンサートについては、3月末発売のPOP ASIA誌62
号に載ります。


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